日産さん、きれいにスキャンできなくてごめんなさい。(A4で入らなかった)m(_ _)m
日産大阪販売㈱にお願いして、カタログいただきました。♡
(しかし、おっさんが♡とは(笑))
そのあとに、Youtubeの試乗体験の動画があったので、楽しく見させていただきました。
Youtubeの動画を見て思ったこと
基本的に皆さん、以下の2点を強調されていましたね。
・乗っていて楽しい(ロールが心地よく聴いている)
・アクセルを話したときにクリーピングする(止まらない)
乗っていて楽しい♡(だ・か・ら、おっさんが...)
以前、ロールが効いていると聞いていましたが、車の運動を運転者に嫌味のない感じでフィードバックしてくれているんでしょうね。
ある意味、馬に乗るようなもので、箱にタイヤをつけたイメージではなくて、”しなやかな馬”に乗るような感じなんでしょうね。
ある意味、運転は、交通手段という枠から外れて、”スポーツ”(一定のルールに基づいて競争や楽しみを求める)という楽しみが強調されているのかもしれません。(試乗していないのでわかりませんが、あくまで私見)
車の動きは、XYZ座標系で描くとこんな感じ。(コーディネートがいい加減なのは堪忍してください(笑)しかし、Adobe製品使いこなしたいな。(^^);)
<直線運動>
並進方向X:進行方向
並進方向Y:バウンス
並進方向Z::横方向
<回転運動>
回転方向X:ロールコーナー時の車体横方向の沈み込み
回転方向Y:コーナー時に効きます
回転方向Z:前後の沈み込み
Youtubeの試乗では、市街の公道を走られていたので、ロールを強調されていましたが、まさかとは思うけど、新型Notetって、ピッチングやヨーの”味付け”をやってないだろうか?とか思ってしまった。(^^);
山道のカーブ(関西では、例えば高野山に上る道とか)を走ってみるとわかるんでしょうが、かめぞうは、ペーパードライバなので、違いが判りません。(笑)
通常、サスペンションの考え方は、路面の凹凸や、コーナリングを受動的に安定(フラット)にコントロールするのですが、この考え方は、地形に沿って、決められた公道を走行するときに、”地形や公道の道”を感じとれる新しいタイプの”スポーツカー”なのかもしれません。これを楽しいと感じられる方が多いことは、ワクワクしますね。(^^)
しかし、かめぞうは、10年以上前に教習所以外で乗ったこと以外ないのでわかりません。(泣・笑)
ちなみ、建設機械の場合(自走式クレーンやホイル式油圧ショベル)のばあいは、重量が大きく、Y軸周りの慣性モーメントが大きく(作業機と、これに釣り合うカウンタウェイトのため)、タイヤの空気バネ効果が車体完成に比してちいさいので、低周波にピッチングを起こします。工事現場への行き返り時のユニックもそうですね。
通常、スポーツカーといえば、高速やドリフト(これをスポーツというかはべつとして)と考えるのですが、新しい(ひょっとして前にあった?)タイプの楽しみで面白そうです。
車酔いもしなさそうに見えますが...。(車酔いは資格情報と体感の運動情報のずれから来ます)
アクセルを話したときにクリーピングする
クリーピングって、エンジン車の場合、アイドリングした特にエンジンは、止まらずに回転しているので、クリーピング(ゆっくり前進)するのでしょうが、基本電動モータの場合は、アクセル外すと車は止まるのでしょうね。
あえて、エンジン車を模擬して、クリーピングの”味付け”をしているのは、昨今の状況を加味して、”日産の技術に対する真摯な姿勢かな”と、思いました。
基本、クリーピングする車や、クリーピングしない車が入り混じっている社会情勢の中で、アクセルオンリーでコントロールできることはうれしいのですが、私が教習所で習ったときに、教官が”車の基本性能は
・走る
・止まる
・曲がる
”と、黒板をバンバンたたいて(嘘嘘)教えていただきましたが、馬に例えると、運転者がマスターで、馬(車)が、スレイブであれば、馬の挙動は、運転者が確実に伝えるのは重要で、止まることへの意思表示を習慣づけする仕組みはデザイン的にYESと思います。
例えば、”クリープなし車”から、”クリープあり車”に乗る機会があった場合に、うっかりミスをすることはないでしょうし、言っては何でっすが、”悪い方”に合わせておいた方が操作系が複雑にならずにミスの確率は少ないでしょうね。
多分、緊急ブレーキがあるようなので、これが効くのでしょうが、これは、あくまで”フェールセーフ、緊急”のものなので、”緊急ブレーキがあるから大丈夫ですよ”というものではないし、”明確に前に出さないこと”が重要に感じます。ペダルをみて、左右のペダルの大きさが違って、ハテナと思いましたが、多分、おっきい方がブレーキなんでしょう。(最近、乗用車には載ってないのでわかりませんが(泣))ここら辺もデザイン的に面白いです。
確か、”緊急時には、(制動距離はありますが)ブレーキをバンっと強く踏め”と、習ったのを覚えています。
NISSAN CONNECTについて
これは、Youtubeではなかったのですが、”めざましテレビ”なんかニュースで見てると、各社当たり前なんですかね。
私が、教習所で乗っていた時は、日産の古いマニュアル車(実は、AT車はピカピカのきれいな車なんですが、高速教習時に乗りました)だったのですが、”兄ちゃん、なんでMTなの?ATでいいじゃん”といびられながら運転してました。(ヨーロッパはマニュアルが多いそうで(笑))
当時、SONYが、たしか、”走るスマフォ”って銘打って、”実験者車”を作られていたのを覚えていますが(愛地球博覧会の頃だったか...)、一つの回答かもしれませんね。ガジェットの寄せ集めというより、きれいにまとまっていて興味がわきます。まぁ、使ってみないとわかりませんが、便利になったものだなぁ~と、思います。ドコモさんは、5Gの契約をしているので、そこは、テザリングでカバーできますが、LTEながら、短期の料金が安いのに驚きました。(ちなみにNISSAN CONNECTの方は、年間8000円ぐらいだそうで)
車の概念を壊す(^^)
かなり適当ですが、ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車のコンポーネントを斜め見てみました。
<ガソリン車>約1100㎏ぐらい
メカニカルな動力伝達のため、車軸でコンポーネントのレイアウトが拘束される。
多分、重量のあるコンポーネントが、進行方向に対し縦に長いので、ロール側の回転慣性が小さくて、ヨー、ピッチ側の完成が大きい。
ロールの変化に敏感で、ヨー、ピッチ側は鈍い。
<ハイブリッド車>約1500㎏
エンジン、発電機は拘束されるが、それ以外はハーネス(電気配線)の結線なので、レイアウトに自由度がある...。(^^;)
自己発電なので、バッテリも小さくできるんでしょうね。
<電気自動車>1500㎏
コンポーネント構成はシンプルで、”ミニ四駆”に制御盤がついたイメージ.
軽くなるとおもいきや、航続距離を満たすのに、”リチウムイオンでは”、バッテリが重くなるようです。(ミニ四駆も単三電池でっかいし(ジョークです))重量はハイブリッドと変わらないので必要あれば、リチウムイオン”割って”もいいですもんね。(笑)
終わりに
研究職についていた時は、ことあるごとに近藤政市先生の基礎自動車工学をめくっていましたが、先生は戦後の航空学研究禁止を受け、自動車業界の基礎理論の構築に転身されたと序文に記されていたのが今でも印象に残っています。
今の私は、学問については、すっかり忘れてしまい、老眼で本を読むのもおっくうになりましたが...(笑)
それにしても日産の内情はわかりませんが、内田さんが就任されて早々、このような車をコンシューマ向けに出してくるところに、日産の技術力のみならず、組織力にただただ”すげぇ~”と言わざるえません。
ここまで私見の憶測の話で申し訳ありませんが、コンポーネントのレイアウトは多分、低コストで一番効果が高く、車体の挙動の予測自体も計算は非常に簡単で、CAE技術を用いれば短時間に精度よく評価されるとともに、これによる効果は基礎技術という意味で非常に大きいです。
運転手が車体より”痛み”(ストレス)を受けるということは、従来の考え方(サスペンション、スカイフック制御やアクティブサスペンション)に比して、逆行する(タブー)技術ではあるのでしょうけど、わたしは”馬”に例えましたが(近藤先生も馬という言葉を使われていました)車の挙動を正確に把握して危険を察知する意味では、安全的であり、地形・道路デザイン(道路は地形のみならず安全を考えてカーブの半径、制限速度のデザインが施されている)を感じるという意味では運転することで社会に対する価値観も変えてくれるので、講義の意味で環境的、サスティナブルなデザイン(あくまでデザイン。斬新な技術ではない。)でしょうね。
”車”的には、今回のノートって進化の系譜の先の”新しい車”というイメージではなく、”馬”で例えたように原点(基礎)に戻り別の方向にベクトルを振った第ゼロ世代なんでしょうね。(あくまで、私見、憶測)
MT好きのアイデンティティーの強いヨーロッパの方も車を運転している感覚が伝わるのはウェルカムでしょうし、AT好きのカウボーイの国(死語)北米の評価も今後、面白そうですね。
味付けによって、いろいろ差別化ができるので、第一世代になるであろう”しなやかな淑女”や”しなやかな獣”が、どうなってくるか、とても面白そうです。
あくまで、日本的な”しなやかな”デザインなんでしょうね。(私は貧乏で、年も年なので乗ることはないでしょうが(笑))
電動化に際して、車でなくなるコンポーネントがあることになりますがサプライヤの問題もあるでしょうが、ハイブリッド等の利点、欠点など明確になってきているので、今後そういうマーケットがあることを期待します。聞いたところでは電車とかあるらしいですね。
そういう意味では、日産は早くから方向性を示しているので、心配が少なくて、フレキシブルにうごけるのかもしれません。
コロナ前に鈴鹿で星野さんが”日産頑張れー”とおっしゃってましたが、お人柄から察するに快く乗っていただけるでしょうね。多分、タコ殴りにされるでしょうが、というかされたのかもしれません。(爆笑)
今後のレースシーンでも”みずすまし”から”格闘技のタコ殴り”になったりして。
(あくまで憶測でジョークです)
*この記事は、2月1日に”手動的に”削除する”予定です”。
まぁ、たまにはくだを巻いても...(泣)
おまけ
先刻、SONYさんのYoutubeで、wena3の開発者トークやってましたが、キムタクが高級時計つけて、腕をくるっと回して、”ぽちっとな”してドア開けると、”かっこよくね?”とか、思ってしまった。(爆睡)
このあいだまで、Skylineのヘッドつけてたけど、SONYに戻しました。
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