カメラモデルによる光の加工シミュレーション
カメラモデルに基づく光源からセンサまでの光の加工のシミュレーション。(モデル)
Phase1:光源→被写体の光の反射
1.光源(ブルー波長特性)の入力
2.反射光(オレンジ波長特性)=光源(ブルー波長特性)x 被写体反射特性(グリーン波長特性)
3.反射光(オレンジ波長特性)が、レンズへ...
Phase2:被写体→レンズの光の透過
1.被写体反射光(オレンジ)がレンズへ
2.レンズ透過光(黄色)=被写体反射光(オレンジ)x レンズ透過(水色)
3.レンズ透過光(黄色)が、レンズへ...
Phase3:レンズ→R・G・B センサ受光部
カメラセンサのRed,Green,Blueの3つのセンサに振り分け
センサはそれぞれ波長に対する感度のマップを持つ。
1.レンズ透過光(黄色)が カメラセンサへ
2.3つのセンサの振り分け
- Redセンサ(赤棒) = レンズ透過光(黄色)x Redセンサ感度(赤折れ線)
- Greenセンサ(緑棒) = レンズ透過光(黄色)x Redセンサ感度(緑折れ線)
- Blueセンサ(青棒) = レンズ透過光(黄色)x Blueセンサ感度(青折れ線)
3.センサは、波長方向に信号を積分(足し算)して、強度を数値化→”電気”信号に
<シミュレーション>
光源:太陽光
被写体:リンゴ
でシミュレーション
信号強度(大きさ自体には意味はない。比率が問題)
Red強度 :1.12
Green強度 :0.42
Blue強度 :0.34
被写体がレモンに変わると
信号強度(大きさ自体には意味はない。比率が問題)
Red強度 :1.51
Green強度 :1.12
Blue強度 :0.51
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