撮影は”スポーツ”か?もしくは趣味撮影の醍醐味とは?

”撮影はスポーツだ!”って、あっちこっちで言ってたのですが、

改めてスポーツの定義を見てみると、どうもミスリードがあったみたい。

”スポーツ”という言葉に、運動競技のイメージがあったのだけど、狭義の意味でいえば、

決められた”ルール”に基づき”競い合う”ということの様で、近年、流行っていた”e-sports”も

ゲームというルールでの”スポーツ”ということで、納得できます。

スポーツ長の東京2020オリンピックのHPを見ていると、”Sports”の語源はラテン語の”deportare”だそうで、”運び去る、運搬する”のいみで、「義務からの気分転換、元気の回復」仕事や家事といった「日々の生活から離れる」気晴らしや遊び、楽しみ、休養といったことを指すそうです。いわゆる”気晴らし”だそうで...。

かねてから、撮影は”釣り”に似ているなと、思うのですが(ゴルフとも似ていますが)釣りもスポーツだし、釣りのプロセスをもとに趣味としての撮影を考えるとわかりやすいですね。

釣りの場合のプロセス

  1. 釣りたい魚がある
  2. 魚が狙える季節/時間/場所を調べる
  3. 魚を釣るための情報(ポイント、仕掛けなど)を調べる
  4. 釣り道具を準備する(道具をそろえる、仕掛けを作る)
  5. 道具をまとめる
  6. 現地に向かう(現地観光も含む)
  7. 場所取り
  8. 釣り具の準備
  9. 釣りをする
  10. 釣った魚の釣果を見る(写真などを撮る)
  11. 帰る
  12. 魚拓を撮る。調理する

実は、撮影場所や、SNSなどでお話しすると、実は撮影の後に写真の保管の話で、それはあんまりしないよねと、一種の”罪悪感”みたいに話される方もいるのだけど、釣りで言うと、”キャッチ&リリース”の概念が合うように、実は追い求める”魚”を釣るまでのプロセスを楽しむということもある意味、Yesなんですよね。

SONYのHPのサイトで海外のフォトグラファ-が”(ファインダーをとおして)地球が息をしているのを感じる”(訳が間違ってたらごめんなさいね)とコメを言われているのを見ましたが、撮影という行為は広義にとらえれば、そこにたどり着くまでの社会のシステムと自然の”摂理”との対話なのかもしれません。

まぁ、昨日は、大先輩と各々が撮った写真をスマフォで子供が”仮面ライダーカード”を見せあうように見せ合いっこしていましたが...。

で、撮影プロセスを”狭義”にとらえると...次回に続く...きっと(笑)

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