カメラは、”スポーツ”、釣りやゴルフで例えてプロセスを考えてみました。
プロセスには、いくつかの段階があって、かってに以下のPhaseを設定しました。
Phase1:動機付け 撮りたい被写体、行きたい(撮りたい)場所
Phase2:事前準備(撮りたい対象の情報調査、機材の調査、テクニックの調査など)
Phase3:行きの移動(情報調査、旅を楽しむ)
Phase4:撮影
Phase5 :帰りの移動(旅行、振り返り)
Phase6:素材の保管/選定/創作活動
Phase7:公開
実際の各段階の詳細と、具体的なコンテンツを書くとこんな感じ。
Phase1:動機付け
撮影のための動機付け。きれいな花の写真を撮りたいとか、かっこいい飛行機の写真を撮りたいとか、素敵なポートレートを撮りたいとか、いろいろあります。趣味の撮影なので、趣向は撮影者の子のみであったりします。ここが商用のプロになると、個人の趣向というよりもクライアントさんの意図にあった素材を提供することになるのでしょうが、プロの方のお話を伺っていると、いくつかパターンを用意して、クライアントの意図に会う素材を選んでいただくのがあるようですね。
目的もいろいろあって、私は、撮影は”ロールプレイングゲーム”のようだと思うこともあるのですが、撮影旅行に飛び込んでみて、そこで見るいろいろな”被写体(トレジャー)”を集める宝探しのような楽しみもありますね。(^^)
私の場合のきっかけは、TVのニュース番組の紹介であったり、Webのプッシュ情報、自分の作成したブログであったりします。
例えば、ブログの場合は、Onenoteでまとめているので、そこから検索して撮影情報を得たりしますね。(こんな感じ)↓
Phase2:事前準備
撮影のための事前準備として事前準備があります。
2-1:季節、時間・場所・天気の調査
その被写体が見られる、季節や時間や天気の調査。
例えば蓮であれば、初夏の早朝で、蓮池のある場所を探します。
テレビや情報誌、実はほとんどがWebで情報を得られる便利な時代です。
あと、撮影日の天気の調査、晴れよりも曇りを狙ったり、星空撮影の場合は
雲のあるなしを調べたり...。
2-2:交通アクセス、宿の検討
ここら辺も、最近はWebで...宿は1人だと、苦労する...(笑)
2-3:撮影テクニックの調査
撮影対象の撮影テクニックの調査
・撮影テクニック本
・Webの情報
・カメラメーカのサイト(撮影テクニック情報)
・撮影セミナー
・フォトのSNSサイト(カメラセッティング(Exif)の情報)
などなど。撮影テクニックは、カメラ機材にもよるところがあるので、
機材によって、表現の幅が広がったりしますね。
2-4:カメラ、レンズ、機材を選ぶ
ここら辺は、調査に応じてターゲット(被写体)に合わせて、機材選び。
もちろん現地でのトラブルに応じて、臨機応変に対応できるようにいろいろ考えて。
釣りでは、仕掛け作ったり、ゴルフではクラブを選んだり、楽しいところですね。(^^)
2-5:リュックに詰める
つめつめ...
Phase3:行きの旅行
かめぞうの場合は電車なので、電車内でスマフォで現地の情報であったり、カメラセッティングの情報や、SNSで、現地のリコメンドをもらうこともあります。
Phase4:撮影
4-1:現地でのコミュニケーション
現地の方とあいさつすると、たまに雑談が始まって、いろいろ教えていただいたりします。
例えば、カワセミを場所もわからずに撮りに行ったりするのですが、皆さんどこで撮られているとか、現地の他の見所などを教えていただけるので、とても助かります。
4-2:機材セッティング・撮影
たいがい、初撮りの時はうまくいかない。
臨機応変にどう”ごまかす”か、やり過ごすかも面白いところですね。
かえって、新しい発見があって楽しいものです。
Phase5:帰りの旅行
ここも、行きと同じなのですが、振り返りや、帰った後の画像処理などを考えたりします。
Phase6:保管・創作活動
6-1:撮影素材の保管
パソコンハードディスクに保管します。かめぞうの場合は、保管後にOnenoteのブログから引っ張り出したり、Buffaloの”思い出箱”から閲覧情報を振り返ったり、Googleの過去の思い出から振り返って、後処理をかけてブログやSNSに投稿することがあるので、これをやっておくと助かります。以外に、撮った時よりも後から見たらよい画が隠れていたり、今のテクニックで画像処理かけたくなる素材は、後からよくあるものです。
6-2:撮影素材のチェック
素材の中から、使用するレーティングやタグ付けしたりしますが、実はここは、いい加減。レーティングしたものをAdobeのクラウドに登録したいところですが、現時点では容量が小さいですのでほとんどしなかったりします。(現時点では、6-1で書いているように手元で引きずり出してます。)
6-3:現像・画像処理
かめぞうの場合は、基本RAWでの撮影なので、現像ソフト(Lightroom、Silkypix、Imaging Edgeなど)で現像して、Jpegに出力します。
出力後、Photoshopなどで、画像処理をします。実は、これを言うと異論を唱えられるのですが、基本、カメラとレンズで撮影された”イメージ”は、カメラとレンズの縛りがあるので、画像処理で、それを壊しにかかったりします。(笑)
実はブログにちょこっと書いたのですが。かめぞう的には、”縛り”が、目でみてて、”カメラの画ってしんどいな”って思うところなので、あえて絵画やアニメに近いような”焦点崩し”だったり”露出の癖を崩し”たりしてます。カメラ&レンズの癖を壊しに行くので、”カメラで撮った画じゃないじゃん”と、言えばそうなのですが。(^^)
Phase7:公開
SNSや、TVや、印刷などで見てみる。
TVもモニタが、LEDか、有機ELかによって変わってきますし、モニタの反射が嫌なので、スマートグラスで見たりすると変わってきます。印刷はもっと面白くて、プリンターの品質のみならず使用する紙の種類によっても変わってくるので面白い。
実のところ、意外にここのところは、”どうでもいい”のかもしれません。
アルバムって、そんなに頻繁に見ないですしね。(笑)
ただ、SNSは、常に新作を出して、コメントのフィードバックがかかるので、日進月歩のコミュニケーションになります。
カメラを撮っていると、老夫婦だったり、カップルだったり、赤ん坊を抱いたご家族だったりを撮ることがあるのですけど、たいがいスマフォで、撮ってあげるのだけど、私の持ってるαで撮ってあげて渡してあげたいなと思うことはよくあります。
(まぁ、これもお守りのように持たれるのでしょうが...(^^))
例:”天の川”撮影の戦略
現在、初めての”天の川”の撮影を考えているのですが、こんな感じですね。
初めてなので、どうなるかはわかりませんが...Phase2の調査で、今は、新月も近くてねらい目なのですが、Phase2の天気(雲の動き)でせっちんずめ。梅雨はいつあけるのやら...。
次回に続く。
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