Phase1 : カメラの撮影
Phase2 : Ligitroom補正
の内容の補足です。
1)あぁ~もう、コントラストぉ~(笑)
コンピュータ使ってCCでモデリングされたことがある方は、お分かりですが、コンピュータディスプレイに表示される”それ”は、”コンピュータの空間内に設計された”ある”もの”が”光のシミュtレーション”(レイトレーシング)を行い、ディスプレイ上に”色(色相)”のついた”物体”として表示されます。
入社時に、ちょうど、世間は3D CADの導入時で、上司に言われて、勉強をしていたのですが、先ほどの”もの”は、英語で”entity”と呼んでました。(I-DEASという3DCADソフトです)
しきりに、”entity”のワードが、連呼され、”あーだのこーだの”書いてますが、そういえば”entity”といえば、幼き頃に見た”ホラー映画に”エンティティ(霊体)”というのがあって、
内容は過激なので避けますが、”わけのわからない存在するお化け”として、”entity”という言葉を使っています。
”entity”の日本語訳は、”実在・存在”という意味、あくまでそういう意味で、ニュアンス的に違うかもしれませんが、”コンピュータで想像された空間内に数学(幾何学)で作られた”存在する物””という意味で使っているのでしょう。これは、一つのモデルですが、コンピュータで創られたリアリティ(Virtual Reality:仮想現実)を意味します。
多分、今は別の言葉を使っているとは思いますが...
【そもそも3D-CADとは】
基本、I-deas は、機械系のCAD(デザイン)ソフトで、”entity”を作る過程は、本論ではないのですが、少しだけ書いておくと以下です。
1)”加工前の素材”(調達(できる)素材)を用意する
2)調達素材の加工を”実際の工作機械”を想定して加工していく。
・加工するときの”取り付け基準面を設定する”
・基準面よりの寸法から、加工を行っていく
3)部品を機基準面ベースで組み立てる。(治具など概念)
これが前提にあり、これを基づいた”モデリング”(形状生成)が根底にあり、形状は上述のごとく、リアルに存在する加工道具(工作機械)や治具により拘束されて形成されていく...
と、言うことで、建築系や、アニメや映画で使うようなソフトと一線を引くところです。
機械系3D-CADは、”そもそも”は、”加工と組み立てのシミュレーションソフト”であり、うまく使いこなすは、先述の知識が必要となってきます。
と、言うのも、機械系のCADとCAM(機械を使った物の加工)は、対で、シームレスになっており、加工シミュレーションにより形成された形状の加工履歴をそのまま、工作機械に適応して、連続した、効率の良いマニュファクチャができる...と、言うのが、
当時の大前提(笑)
今は、違っているし、この原理がわかると、攻め方は薬店の発想もできるし...というところで止めておきます。
実は部品、構造体には、生産性もひとつのファクターですが、安全面などを考えた場合、強度や、耐久性といった1次機能のプライオリティが非常に高いのを加筆しておきます。
【CGとカメラモデル】
先のごとく、CGは、”コンピュータ内に想定された空間”に幾何学で想像された”もの”を光のシミュレーションで、可視化したものですが、”ディスプレイ”に表示するときのモデルは”カメラ”をベースとしたモデル見たいです、現代カメラのモデルは人間の目のモデルに似ていますが。一言書いておくと、このモデルには、”人間の目の動き”は、ないのですが、SONYがそれに似た面白いディスプレイを出していましたね。
むっちゃ長い前振りでしたが、基本前述のカメラモデルです。
でね、ここからが一つのモデルですが、CG(VR)をベースに考えると
1)”世界にはありとあらゆる”entity(存在・”もの”)”があふれている
2)光源が光を発し、”entity”に投下反射して”カメラ・目”に光が届く
3)発行する”entity”もある。(例:街あかり)
そもそも、”カメラ・目”は、個体差があり、”もの”は、実在するのですが、光の表現で
いろんな見え方をします。
極論を言えば同じ”環境にある”もの”たち”も、見る個体、例えば個人差や、カメラメーカの違い、ひと、犬、猫、馬...で見え方は違いますね。
”光のない実体”である、”entity”に光が当たることで、ある種の多様性が現れ、”虚像”となるとも言えます。
なので、”実際にあるもの”とは、光のない実体であれば、それはそうだし、光の具合を調節する”現像”という考え方は、それに対する”お化粧”とも言えます。
我々が、”目で見て絶景と感じる風景”も、”もの”と、”光と”見た人”の”バランスが絶妙の瞬間”と、言うこともできるし、では、ふつーに存在する”空間”、”もの”でも”光のバランス”で”絶景”に見えることはよくあり得ます。
Phase2で述べましたが、星系、特に街中星系であると、街の街灯や、星の光と、光のダイナミックレンジが非常に広く、シャドウを明るくしてハイライトを暗くして、”絵画的”にしてドラマチックな絵にしますね。
【シャドウを明るくしてハイライトを暗くして】
シャドウを明るくしてハイライトを暗くすればいいので、Lightroom以外にも別のアプローチができます。
1)光害フィルタ
発光する街灯の光の周波数部分だけをカットして、星の波長を通すフィルタをかければ
”ハイライト”を抑えられます...が、平たく、特定の周波数を抑えるます。これは、実は、”街灯”の光を抑えるという考え方ではなく、”街灯”という意味では、それは特定の”もの”を指して、空間的なものです。どういうことかというと、”この写真の個々の部分の露出を下げたい!”ということになって、Lightroom では、”部分フィルタ”がそれにあたり、Photoshop ではマスク機能がそれにあたるようです...(あんまりよくわからないので、”様です”)ですが(笑)
2)ハーフND
前景が、暗くて、空が明るくなるのであれば、空にNDをかければよい...というのももちろんありです。ただし、デジタルでは1)で述べた対応策があります。
Phase3 に続く...
0コメント